昼のアウトリーチ、さんさんちーむとぽくぽくちーむに分かれて対決だ!薫風之音12年目にして新境地を切り開いた瞬間。そして感動の夜マイタウンコンサート。

タイトル長すぎですが。

9月28日(金)は、新潟県村上市山北地区へ新潟県文化振興財団の事業でアウトリーチとマイタウンコンサートに行ってきました。
午後の時間にアウトリーチとして、山北中学校とさんぽく北小学校のみなさんに演奏を聴いていただき、夜はさんぽく会館でのマイタウンコンサートでした。

 

山を越えたら、

 

 

海だーーーー!

 

 

学校到着!

 

そして、ななななんと、今回は薫風之音だけでの演奏ではなく、ピアノに川崎祥子さん、パーカッションに藤島玲子さんを迎えての和洋コラボスタイルでの演奏だったのです。
うん、豪華豪華。

 

小学生、中学生と幅広い年齢が対象のアウトリーチですので、ピアノとパーカッションとのコラボはとても心強かったです。
いつも薫風之音をサポートしてくださっているお二人なので、薫風之音がどんな無茶をしても受け止めてくださっております。

なので、当然、事前のリハーサルでも無茶をお願いしまして。
その場はそれで、いいね!いいね!となりまして。

 

こりゃ、もっと面白くなる(‘ω’)

とおもって、いろいろ考えちゃうのが僕の悪い癖w

 

当日のリハーサルで、事前リハーサルでやったことの進化系の無茶ぶりを。

だいぶ、ぶっ飛んでいたので箏の藤崎をもびっくり(藤崎にすら直前発表w)してましたが、みんなしっかりと受けとめてくださりました。
藤崎様、川崎様、藤島様ありがとうございます。

その結果、とーーーても楽しいアウトリーチになりました。

「ここからこっちのみんなは、さんさんちーむだーーー!こっちは、ぽくぽくちーむだーーー!」(さんぽくなので。)

「さんさんちーむ、準備はいいかーーーい!!」

( ゚Д゚)

「準備はいいかーーーーい!」

「おーーーー!」

みたいなノリで。

めっちゃ楽しかったです。

子どもたちも一緒になって楽しんでくれた・・・と思いますw

 

もっと面白くなるから、またどこかでもやりたい。

 

もちろんこれはある、一場面のことなので、全部がぶっ飛んでいるわけではありませんよ。
普段から音楽がすき!って子にも、音楽の授業は苦手って子にも、みんながどこかで楽しんでもらえるようも、一つだけでもなにか興味をもってくれるようになったらいいなと願っています。

これまでの活動の経験から、薫風之音のステージの方針にはいろいろな思いや願いが込められています。
たのしんでもらいたい、一緒に時間をすごしたい、いろいろです。

真剣に音楽を聴く時間も、知らない音楽、知っている音楽、いろいろな刺激で興味や好奇心が育ったらいいなって。

大きな拍手と声援でとってもうれしかったです。
山北中学校とさんぽく北小学校のみなさん、ありがとうございました!

 

終演後は、マイタウンコンサートの会場となるさんぽく会館に移動。

ステージはこんな感じにしました。

すてきなお花と釣り看板までご用意してくださいました。

 

3つの島。
あ、僕の島がない。

 

 

会場にはたくさんの方が駆けつけてくれました。
みなさん、真剣に聴いてくださって、笑うところでは笑ってくださって。

とっても暖かい雰囲気で楽しく演奏させていただきました。

僕の個人的な考えかもしれませんが、「コンサートは、演奏者とお客さまとで一緒になって作るもの」だと思っています。
薫風之音、なんて見たことも聞いたこともないお客さまと短い時間で関係性を作っていって、一緒になって楽しい時間を作ってゆけたらいいなと思っています。

薫風之音のコンサートを見に来てくださった方なら、わかるかもしれませんが「風」っていうネタがありましてw
その「風」がすごかったのです。
これまでやってきた歴史の中で、最高の「風」が吹いてました。
すんごい、よかったので、僕いつもより多めに「風」しちゃいました。

「風」気になる方は、ぜひぜひライブにお越しください!!

 

そしてもう一つ、うれしかったこと。

実はアウトリーチで、「夜もあるから、もしよかったら来てね」といってまして。
でもね、ほとんどの場合、来てくれることはないのですよ。

何人か来てくれたらいいなーと思ってました。
「一人来てくれたら泣いちゃうかも。二人来たら死んじゃうかも。」
とか楽屋で話してました。

そしたら、なんということでしょう!

会場には、小学生と中学生の姿が!!!!!!!

 

( ゚Д゚)

 

 

死んじゃう。

 

 

 

10人くらい来てくれました。
終わった後話を聞いたら、行きたい!っていってたけど、これない子もいた。とか。

もう、おじさん感動しちゃう。

学校でのアウトリーチを楽しんでくれたんだな、って思えて本当にうれしかったです。

小学校ではマラソン大会、中学校では中間試験。

そんなつかれる行事のある日の午後にやってきた知らない人たち。
あんまり見たことのない楽器の演奏を聞かされる時間があるなんて。

僕が中学生だったら「早く帰らせてくれーーーー」って思ってますよ。

演奏聴いてくれて、その中には、もう一回行ってみよ!って思ってくれて。

箏にワクワク、尺八にドキドキ、ピアノにキラキラ、パーカッションどんどん。って一緒にやってくれて。
ああ、もう感動しかないのです。

 

さんぽく、大好きです。

 

会場に足を運んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。

さんぽく地区のみなさま、担当者のみなさま、新潟県文化振興財団のみなさま、薫風之音(しかもwithピアノ・パーカッションの豪華バージョン)で呼んでいただきありがとうございました。

 

 

終演後もたくさん声をかけていただきました。
みなさんの笑顔が本当にうれしかったです。
ハンカチにサインしたり、なんとiPodにサインしたり。iPodにサインって、めっちゃドキドキしたわ。

では、ごきげんよう。

 

メンバー紹介で微妙に名前の一文字が被る藤崎さん、川崎さん、藤島さんの名前を間違えないようにすることにすごく集中して、川島さんだけは登場しないようにすごく気を付けていた尺八の鯨岡でしたー。


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