わかる人が聞けば、その状況がいかに贅沢かわかる、アウトリーチでした。

9月21日は新潟市秋葉区文化会館のアウトリーチ事業でした。
小学校と福祉施設の2か所演奏してきました。

小学校では久しぶりに40人という少人数が対象でした。
終演後は、とてもするどい、とてもいい質問ばかりの、質問タイム。
箏と尺八の周りに集まってきて、少しの時間でしたが自由に子どもたちとお話ししました。

きっと子どもたちに箏と尺八、興味持ってもらえたかなと思います。

そして、二か所目は特別養護老人ホームでした。
一緒に歌っていただいたり、涙を流しながら拍手をしていただいたりと。
私たちのほうが、胸がジーンとしてしまうような素敵な時間をみなさんと過ごさせていただきました。

 

今回のアウトリーチは、音響を秋葉区文化会館さんにお任せ。(普段は自分たちでやることがほとんどです。)

わかる人が聞けば、それ、最高に贅沢!どこのホールでやるの?っていうスタッフさんが2名も同行していただいて。。。
めちゃくちゃ、贅沢な、最高の環境で演奏させていただきました。
大変ありがとうございました。

薫風之音の二人は、楽器を大きな音で鳴らすこと、音量を出すことには、自信があります(笑。
それでも、環境によっては、和楽器の繊細な繊細な変化は聞き取れない状況というのはよくあります。
なので、コンサートホールなど音楽を聴く環境が整っていない場所では、基本的に音響機器をつかっています。
そうすることで、余韻の変化、微妙なニュアンスがつたえられると考えています。
せっかくの機会ですから、和楽器の音をいい状態で聴いてもらいたいのですよ。
テレビ、ラジオ、インターネットどんなものからも優れた音響バランスで提供されている現代の音楽を聴いているのが現代人です。
音が聞こえないとそれだけで、「なんかわかんないけど、しょぼー」ってなっちゃいますから。

普段は自分たちでスピーカを担いでいって、ミキサーを操作して、と苦労している分、今回の贅沢な環境は本当にありがたかったです。
演奏を聴いてくださったみなさんにとっても、よかったと思います!

薫風之音は、りゅーとぴあのアウトリーチ登録アーティストとして活動している期間に、
「アウトリーチは、演奏者だけで成立させるものではなくて、受け入れ先と主催者のホールのご協力がないと、対象者にとっていいものにはならないよ。」
と教えられました。

今回は事前の打ち合わせから当日まで、すべてにおいて、良い環境をつくっていただきました。
今回のアウトリーチ事業にかかわってくださったみなさんの力の結晶だと思います。
本当にありがとうございました!

詳しくはまた後日、アウトリーチのコーナでご紹介いたします。

 

帰り道にどうしても食べたくなったマックのポテトを前に感情があふれ出す。

 

 

では、ごきげんよう。

 

尺八の鯨岡でしたー。


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