マンガの話です。
僕はマンガよく読みます。好きです。
詳しいかって言うと、ぜんぜん詳しくないです。
普通に好きっていう一般人ですw
でも、マンガで教えてもらったこと、パワーをもらったことはたくさんあります。
キン肉マンでは、友情と言う名の花を咲かすまでには幾度かの試練・困難の打撃を受けて耐えねばならぬこと。
柔道部物語では、俺って天才だー!俺って馬鹿だー!と叫び自信を持つこと。適度に手を抜くこと。練習は大事だが練習を競い合うわけではないことw
魁!男塾では、ボクシングの起源が撲針愚であること。ゴルフが呉竜府に由来すること。ラグビーが毒薬を飲み解毒剤を奪い合う羅惧美偉に由来すること。
そしてそれらすべてが真っ赤な嘘であることwww(くそう民明書房め!)
いまではJリーグがあり、メジャーなスポーツであるサッカーですらも「キャプテン翼」の存在はものすごく大きくて、日本の選手、海外の選手でも「キャプテン翼」の影響を受けた人は多いとか。
他にも「シュート!」好きだったわー。いまだと「Days」「BE BLUES!」が好き。泣いてしまうし、めちゃパワーもらう。
バスケットボールだって、「スラムダンク」が存在しない世の中だったら、今のbjリーグが生まれるのにもっと時間が必要だっただろうし「先生、○○がしたいです。」でニヤニヤできないし、尺八を教えるときに「左手はそえるだけ」といって、この子スラムダンク読んでるかな?とか反応見たりなんかできない。
傘の持ち方という世界においても、「ダイの大冒険」なんかは、全国の小学生みんなの傘の持ち方をアバンストラッシュにしてしまった。
他にもたくさんあると思う。
漫画が与える影響。
本当に大きいと思う。
努力することも、仲間を大切にすることも、挫折することも、負けずに頑張ることも、いろいろ共感して涙流して、パワーをもらった。
それで、かつての自分は、こんな風に思ったわけですよ。
和楽器のマンガってねぇな(゚ー゚)
これですよ。これ。
どんなジャンルにもマンガの存在するわけですよ。
将棋も囲碁も剣道も野球も医療も寿司もバイクも車もピアノも吹奏楽も応援団もマラソンもヒーローも。
和楽器マンガない事実に悲しみを覚えるくらいでした。
ただ和楽器がテーマになっているだけではだめなんです。
ぐっと来るやつとなるとなかなか難しいわけで。
いい!すてき!と思えるもの、たくさんの人にも読んでもらいたいって思えるもの、はさらに稀で。
そんな僕のところに二つの和楽器マンガがやってきました。
「この音とまれ」
「なでしこドレミソラ」
です。
この二つは本当にいいマンガです。
たくさんの人に読んでもらいたいです。
子どものころ、学生のころ、和楽器に興味がない世のなかで、自分ひとりだけが和楽器すきなのかもしれない、と思っていたあのころの僕にいやいや、そんなことないよ、和楽器が好きだという感情は、絶対間違ってないよって言ってくれているような気持ちになります。
もちろん、今だって読むことでパワーをもらえます。励まされます。
熱くなっていい!
一生懸命になっていい!
青春していい!
すきな音楽を奏でていい!
そんなふうに、いいんだよって言ってくれている気がします。
だから、いま、和楽器を一生懸命やっている人たちにも読んで欲しい。
やっていない人にも、「こんな素敵な世界があるんだ!」とか和楽器やっている人はこんな人たちかも?しれないってうっすらと感じてもらいたい。
ぜんぜん知らない遠い世界でなくて、マンガを通じて近くに感じてもらいたいとも思っています。
そして僕はそんな憧れをもった人たちが実際に音楽に触れる場面、出会う場面でがっかりさせないように音楽をしたいと思います。
すこしだけ先にいる者の一人として、未熟ではありますが、頑張って活動をします。
次の機会に、「この音とまれ」「なでしこドレミソラ」のよいところ、すきなところをもう少し詳しく掘ります。
なんと、「なでしこドレミソラ」3巻には、ちょろっと薫風之音の名前が出ています。
めっちゃうれしい!めっちゃかんげき!
みなさん、ぜひご購入いただきたいw
尺八の鯨岡でした。
では、ごきげんよう。