2月16日(金)富山県氷見市で模擬アウトリーチをしてきました。
富山県氷見市では、地域の演奏家と力を合わせてアウトリーチをしてゆこうという計画があるようで、今回、地域の演奏家の皆さんが見学をするために、模擬アウトリーチをさせていただきました。
対象は学童保育の2年生でした。
今回の現場では、その大切さと難しさを改めて感じました。
見学のための模擬アウトリーチを行いながら、私たちが一番勉強になったり、今後の活動のための糧にもなったかと思っています。
薫風之音のアウトリーチは、音楽と言葉の二つをつかって、聴き手とコミュニケーションをとりながら理解を深めてゆきます。
学年、言葉の理解はもちろんですが、その場所の意味、その場所での普段の過ごし方を踏まえたうえで、もっと工夫の必要があること、理解を深めてもらうアプローチの方法も、もっと工夫する必要があると感じました。
言葉を砕いて、わかりやすく、たのしく、興味を持ってもらえる内容をブラッシュアップしてきたのですが、もっとやれることがあるぞ、と新潟に戻る車中でずっと話しておりました。
とまあ、反省点ばかり目立つ、すごく、大変で厳しい現場でしたが、さすが、薫風之音(自画自賛)
それでも、私たちがアウトリーチで伝えたいものが少しでも伝わったかなという場面がありました。
子どもたちの参加の仕方がぐっと変わった時間や、一体感が生まれた時間は確実に存在しました。
すこしほっとしました。
地域の皆さんが薫風之音が四苦八苦する様子を見て、ただ単に「楽しいコンサート」にするだけではなく、「アウトリーチ」としてのアプローチで聴き手に寄り添うことを感じ取ってくれたらうれしいなとおもいます。
アウトリーチの根本、聴き手に寄り添うこと、の大切さを改めて実感させていただいた模擬アウトリーチでした。
今後の薫風之音のアウトリーチはもっとすごいことになりますよwww
どうぞ、ご期待ください。